建築物におけるレジオネラ対策の手引き
著者：レジオネラ対策推進協議会
入浴施設・貯湯槽及び給湯設備・冷却塔などレジオネラ症防止対策の維持管理に
必要な「関連法令・通達・指針」を集録
国立感染症情報センターの発表では、2013年度のレジオネラ届け出数は1,111件と
初めて千人を越える数が報告されました。これは、感染症診断の検査方法において、
尿中抗原法よりも精度の高い喀痰検査法が採用されて、検出率が高くなったと思われ
ます。しかし、実際には発症しないが感染している人や、細菌汚染に気づかないで使用
し続けている施設が多く稼働していることから、レジオネラ対策に取り組んでいる方々と
現状の問題点や改善策を共有するツールとして、本手引きを発刊することになりました。
目次
１．循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアルについて
２．レジオネラ症の知識と浴場の衛生管理
３．公衆浴場における衛生等管理要領の改正について
４．公衆浴場における水質基準等に関する指針
５．公衆浴場における衛生等管理要領
６．レジオネラ症を予防するために必要な措置に関する技術上の指針
７．社会福祉施設のおけるレジオネラ症防止対策の徹底について
８．公衆浴場における衛生等管理要領について（平成18年）
９．冷却塔及び冷却水の維持管理方法
10．中央式給湯設備の維持管理
11．温泉の飲用基準
12．＜参考資料−１＞消毒剤の種類と特長
13．＜参考資料−２＞写真及びイラスト・図
14．索引
15．レジオネラ対策に精通した全国の優良専門企業
